パンをかっさらわれたばかりなとこに、なんたる仕打ち。 もう近づくまいと思っていたのに(距離的に)かなり近い。近すぎるよ先生! 少し遠くの席になってしまったアヤちゃんの元へ泣きつけば「頑張ってね」と他人事のようにあしらわれる。 いや、確かにアヤちゃんにとっては他人事なんだけども。 もっと優しく労ってくれてもいいんじゃないだろうか。 落ち込みながら席へと戻ると、大人しく椅子に座った。