「でも長身の男子に目がいってるとき、侑夏は誰か他の人を見てる気がするよなって話した」 「他の人…か」 ___たぶん、元彼のことか。 「なにみてるんだよ?」 「へ?」 「お前が長身の男子見てる時、誰見てるんだよ」 「うーーん。誰だろ、私もわからないや。」 「侑夏さ、葵から聞いたぜ?」 「へ?!何を?!また葵なんか言ったの?」 私は驚いて裕介の腕を強く掴んだ。