余命宣告





大好きだよ




そう、返信したのに


既読は付かなかった。





俺はそのまま

膝から崩れ落ちた。





心に流れ込んでくる
さくらの言葉



ああ、さくらは

自分がいなくなったら


俺がこんな風になることが
わかってたから



言葉を残してくれたんだ






「っ、」


本当、最後まで

俺のことばっか。