ピーンポーン



ビクッ


いつまでここで震えていたのか…



いつの間にか、雪菜がくる時間まできていた



…早く行かないと…



踏ん張って自分の足を動かした



ガチャ

「お…おはよー
雪菜ー」

ギュー



また、気づかれないように抱きついた



お母さんに「行ってきます」


っと言って出てきた


でも、私はなぜかずっと震えていた

怖い怖い怖い怖いーーー



「…未来?」


ドキッ

「な…なに?」


雪菜は当然心配した顔をした


それは気づいてるけど、気づかれないふりをして


「は…早く学校に行こ!」


無理やり言った


雪菜は

「う…うん」


ぎこちないように、返事をした