地味子は地味子でも…



斎藤を呼んで、今俺らは病院に来ていた


俺の目の前には、まだ眠っている田島


「たぶん、記憶が思い出すかと...」


医者は、そう言った


斎藤は、それを聞いて唖然としていた


...そんなに、過去の記憶が思い出すのがいけないのか


ずっと前、斎藤が俺に記憶喪失だと話したときからずっと思っていた疑問だ


「...そうですか...」


斎藤の顔がみるみる青ざめてきた


そして、それを話した医者は病室から出ていった


「...」


数分沈黙が続いた



「なぁ...「いい加減話さなきゃだよね」...」


俺が話そうとしたら、斎藤が言ってきた


「未来にはね、本当はお姉さんがいたの...


私と未来は本当は小学校からずっと一緒だったの
未来は中学からって思ってるけど

未来が記憶喪失になったのは、小学五年生の頃なの...」