「えへへ…」と頭をかく。



お父様みたいというのには正直ツッコミを入れたいところだけど…


それよりなにより、苗字呼びが気になって仕方なかった。




「……白馬でいい。」


「え……?」




一瞬驚いた様に目を見開いたかと思うと、

すぐに笑顔に戻って




「…じゃあ、白馬くんだね。」




そう言って照れ臭そうに微笑んだ。