クール王子なキミは許嫁!?





遠回しに私が小さいって言ってるよね。



身長150センチなことくらい、自分が一番よくわかってるもんね!


……べ、別に悔しくなんてないもんね!




そうこうしている内に、いつの間にか会場に到着していたらしく、

車の扉がゆっくりと開かれた。



お父様に続いて降りると、

そこは今話題のシェフが経営していると有名なレストランだった。




「今日はここを貸し切ってある」


「……ほへぇ………」




さすが権力者が集まるとこうなるよね。



私が感心していると、中から従業員さんらしき人がでてきて




「お待ちしておりました、鈴木様。

中で御之様がお待ちです。こちらへどうぞ」




と、レストランの中へと案内してくれる。