その頃、兄は妹から預かったペティナイフを丁寧に、丁寧に、まるで妹そのものを扱うように優しい手付きで研ぎ、殺菌処置も完璧にしてナイフを金庫へと収納しました。 しかしそれだけでは心許ないと思ったのか、金庫から取り出すとナイフを箱に入れその箱にも鍵を掛け、その上で金庫に保管しました。