「薫君、薫君があなたのドナーよ。」
「えっ??」
「薫君、昨日の夕方に病院に向かう途中で交通事故に遭ったの。。。」
「お母さん、なに言って・・・」
「本当なの!!
薫君、交通事故に遭ったあと、息も絶え絶えに言ってたわ。俺をドナーにしてくだ・・・」
「いや!聞きたくない!!」
「萌香!!」
「知らない!!そんなこと知らない!!
私は退院してすぐかおちゃんに会いに行くの!!」
「萌香・・・。」
・・・バカ!!お母さんのバカ!!
「萌香、あなたの心臓が薫君の心臓よ。
毎日、心の中にいるの。。。」
「・・・ウ、ソ、だよ!!」
私は泣いた。
とにかく、泣いた。
人目なんて気にせずに。


