私が病院のベッドでゴロゴロしていると、病室のドアが開く音がした。
「かおちゃん!!」
「しーっ!!ここ、病院なんだよ?」
「ごめんなさい。。。」
そう言いながらもはしゃぐ私。
そんな私を見て、かおちゃんはため息をついた。
「萌えには注意しても無駄だった。」
「うん♪」
そして、2人で他愛ない話をする。
委員長が張り切りすぎて孤立してるとか、女子が最近教室で熱唱してるとか。
そんな会話だけでも、
心の底から楽しいと思った。
でも、楽しい時間がすぎるのはあっという間なわけで・・・。
18時30分。かおちゃんが言った。
「もう、帰んなきゃ・・・。」
「うん・・・。」
「じゃあね。」
「・・・。」
「・・・。」
私は、じゃあね。って言えなかった。
かおちゃんも最後は無言で帰って行く。


