ずっとずっと、変わらずに。

今日は、やり残した課題を学校でやろうと…早めに来て、人はいない。



下駄箱にいるのは…私達だけ。


先輩はしゃべらないから…今はとても静か。



なんか言ってほしい……。



じゃないと、このバクバクいっている心臓の音が、先輩に聞こえてしまう。



そう思っていたら、先輩が口を開いた。



「………葉月…、会いたかった」



なんて…甘い言葉を言ってくるなんて…予想外だよ。