ずっとずっと、変わらずに。

そう決心した、次の日。


朝から大好きな笹川先輩を見つけた。



私が、教室に行く通り道に三年生の下駄箱がある。



気にしないで通り過ぎようと思ったけど、


もしかしたら先輩がいるかも


小さな期待を胸に、三年下駄箱で足を止めた。



そしたら、先輩がいて。


あくびをしながら靴をいれてる。



…………よしっ…話しかけるチャンス。



胸の前で小さくガッツポーズして、気合いをいれた。