ずっとずっと、変わらずに。

「なぁに、見つめてんのよ!」


前の方から声が聞こえ、先生から目線を外し、顔を前に向けた。


そこに、ムスッとした顔の沙羅。



「なによ?」


「先生んとこ、ボーッと見てさ」


それは、先生の紹介をしていたからで…


「好きなの?…………納得いかない」


けして、好きなわけではない!


だから、納得も必要なし!



「好きじゃないよ!ってか、好きな人ほしい」



ポロっと本音がでた。