「雰囲気ねぇ…」


沙羅の彼氏の雰囲気?



ヤンキーにしか想像できない…



「まぁ、私はいいの。葉月は?」


そう聞かれた時にはすでに、下駄箱にいた。



「私は…。うーん、よくわなんない」



「わかんないって?なにが?」


「先輩に対しての気持ちを、自分にどう受け入れていくか」




そして、その気持ちを…
どう先輩に受け入れてもらうか。



悩むことは、たくさんあります。