ずっとずっと、変わらずに。

「ちょっと!先輩?」



「送る。もう、外真っ暗だし、こんな時間まで付き合わせたの俺だし」


こんな言葉建前で、本当はお前ともっと一緒にいたいだけ。




「いや、大丈夫ですよ?」



なんて、逆らってくる葉月。


「はぁ?俺に逆らってんじゃねぇよ。お仕置きな?」



ちょっと、意地悪する。



「逆らってないですぅ!もう!」



「うるさい。黙って俺に送られろ」


「わかりました。でも、黙っては、無理です」