ずっとずっと、変わらずに。

「ごめん、ごめんな…葉月」



そう言って私を抱きしめた先輩の声は…震えていた。



「せん…ぱっ…い。」


「ん…?」



先輩、あのね。



先輩が帰ってきたら言おうと思っていた言葉があるんだ。



それはずっとずっとずーーっと…



二年半言えなかった言葉なの。



でも…今、やっと言えるね。




「先輩、おかえりなさい」



やっと出逢えた、愛しの人。