ずっとずっと、変わらずに。

…………なんで、あなたがここにいるの?



「よかったね」



そう私の耳元で呟き、彼にお辞儀をして沙羅は帰ってった。



どうして……。



「あーあ…やっぱり間に合わなかったかぁー、残念」


「あ…」



何か言いたかったのに、喉に何かがつまってて…言えない。



「たくさん…待たしてごめん。ただいま、葉月」



先輩のひさしぶりに聞く、優しい低音に声じゃなく涙が溢れた。