「ばかぁ…。ばっ…かやろう…」



先輩のバカ。本当、バカ。



先輩なんか大馬鹿野郎じゃん。



―――――忘れられるわけ…ないじゃん。



初めて好きになった人なの。



初めて感じた想いだったの。



気づかせてくれたのは、全部全部…先輩なんです。



確かに…いつ帰ってくるかわからないけど…



それでも、この先の未来に先輩がいないのはイヤだから…



待ってるよ、先輩。



この会えない距離になんか絶対負けないから!!!!!!