十六の夜


「これ食べ終わったら、宝探しをかねての探索だって。」

「ああ。」

「この村から探すとかやばくね?」

そう。
夏合宿にきたのはある村。
この村を全体的に使っての宝探しだ。
有り得ない。

「チーム割りは?」

「くじだってー♪」

ぴょんと現れた兎汰が持っているのはくじの箱。

はい、とってー。

と、促す。

「1~60の数字があって5人ずつの班になるみたい。」

「多くねぇか?班。」

嵐が突っこんだ。
俺もそれ言いたかった。

「まあまあ!引いて!!」

がさがさと箱を揺する、兎汰。

「めんど。」とかいいながら一番に引く知明。

次に嵐、そして俺が引いた。