「そっかそっか♪ 頑張りたまえっ それで、いつ言うの?」 「お昼休みに言おうと思ってるよ」 「そっか! じゃぁお昼休みまで心の準備をしとかないとね。」 「うん……」 いつもは長く感じるはずのお昼はすぐに来た。 「莉季亜、心の準備は出来た?」 凛ちゃんが不安そうに私の顔をのぞき込んでいる。 「うん……」 「緊張しすぎだよ、リラックスして!!」 「そうだね…… じゃ、頑張って行ってきます!」