美「ほんとに辛いの。蓮のことは好き。ううん。大好き。愛してる。でもね、2人とも同んなじ気持ちじゃなきゃ嫌なの。ほんとは喧嘩したくないし、浮気だってして欲しくない。こんな私我儘?」


ポロッ。


あぁ、ついに泣いちゃった…。


でも、言いたいことは言えた。


蓮「あのさ、俺は美依のこと愛してる」


え?


嘘よ、あんなに浮気するのに?


蓮「喧嘩するたび、もやもやする気持ちがうざくて女抱いてた。でもさ、いつも後悔しか残らねぇんだ。美依しかいないって思うのにどうしても浮気しちまうんだよ」


彼が…泣いてる…。


蓮が泣くなんて…。


私は愛してるの言葉を信じてもいいの?


美「もういっかい、もういっかい愛してるって言って?」


蓮「いくらでも言ってやる。お前専用の言葉だ。美依、愛してる」


お前専用


どうしよう。


怒らなくちゃいけないのに…嬉しい…。