「あたしと麗子がここに来た時は、まだ周りが暗かったんだよ!けどみんなが来る度に明るくなっていって…」 絢夏が無駄に大きな声で美緒に説明する。 「…そう……」 美緒は顔をしかめながら、みんなを見た。 「……っ!」 南と心愛が美緒を睨みつけていた。 「(さっき余計な事言ったからか…)」 美緒は舌打ちをした。