「……」 部屋には、美緒、心愛、南の3人が残っている。 「…わっ私も…座る…」 南が座ろうと椅子に近づく。 「ちょっと待ちなよ」 美緒が南を止める。 「座ったらどうなるか分からないんだよ?3人でちょっとここで考えようよ」 美緒は南の肩を掴み、目を見て諭した。 「……」 南も、美緒の目を見る。 「南…」 美緒は驚いた。 南の目は‥ 真っ直ぐ自分を見ていた。