っていう事があったらしい。


「それで意気投合して平田さんに惚れたと。」


海斗は嬉しそうに笑顔で話し、話終わったあとは恥ずかしそうにして照れまくっている。


「最初は、なんだこの女って思ったんだけど話したら、なんだか意気投合しちゃって.....。」


「俺はいいと思うよ、絵美ちゃん。
明るいし、生徒会でも楽しい雰囲気を保ってくれてるし。」


さっきまで俺の話に聞く耳を持たなかった海斗は真剣に情報収集しようとしている。


「生徒会に入ったら、絵美ちゃんと一緒にいれるよな!?」


当初の俺と同じ目的だなぁ。


俺も最初は生徒会長と一緒にいたくて(今もそうだけど)入ったなぁ。


「でも、今の生徒会は入れねぇな。入っても仕事は雑用くらいしかないし....」


「雑用でもいい!!!」


いつも適当にものをいう海斗がこんなに真剣になるなんて.....。


生徒会長に話持ちかけてやってもいいかな。


「よしっ!俺が生徒会長に言っといてやるよ!」


「マジでぇ!?真琴ー!やっぱ持つべきものは友だなぁ!」