明日を翔ける〜天翔〜




「気を悪くしないでね?
あいつ、女の子苦手なんだ。」

雪ちゃんは困ったように笑ってそう言った。

「ふぅん。」

別に興味ない、し、人にはいろいろあるものだ。


「女の子と遊ぶの楽しいのにな?
…ゆかり、今日夜どう?」

そう言ってにっこり笑った義経君は。

「遊び人の類か…。」

距離をとって明日翔を盾にすると、機嫌が治っていたはずの明日翔はドス黒いオーラを放っていた。

…こっわ。

「義経…」

「嘘だって!嘘、嘘!
身内にては出さねぇって!」

「義経バカだなぁ。
ふっ、あははははっ!」

………………。

ただの、高校生じゃん。

私はなにやらぎゃーすかやってる3人をほけーっと見つめながら、そんなことを考えていたのだった。