「見た目もハードル高い子、みつけてきたねぇ…。
すごく綺麗な子じゃない。」
そう言って私のほうに近づいてきてニコニコしながらまじまじと見つめる雪ちゃん。
「あんまみんな。」
そんな雪ちゃんから大きな手のひらで私を隠す不機嫌な明日翔。
目の前が明日翔でいっぱいの中、私は不満げに言った。
「私別に、面白くないんだけど。」
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「なーんか、うん、明日翔も見る目あるんじゃい?」
しばらく不機嫌な明日翔の髪をくるくるして遊んでいると、唐突にそう言ったのは雪ちゃんだった。
「明日翔さんが髪触らせてる…」
驚いた顔でそういう銀髪君は、大きな瞳がこぼれ落ちそう。
雪ちゃんなんかよりよっぽど女の子らしい顔立ちをしてる、と私は思うんだけど。


