そういうと、明日翔は黙りこくってしまった。
相変わらず目は私の掴まれた腕を睨みつけたままではあったけれども。
なんだか優しいのか怖いのよくわからない人だ。
私はいろいろと面倒臭くなって、思い口を開いた。
「リカコもそろそろ離して。
痛いし…私、気安く触られるの嫌いなの。」
私だって意味もわからず言いたい放題言われるのは納得いかない。
「あなたっ…なんなの!?」
顔を真っ赤にするリカコに、私はさらにたたみかけた。
「…明日翔は同級生として私に用があっただけ。
それになんの問題が?
あなたの価値観を、私に押し付けないで。」


