明日を翔ける〜天翔〜



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あれからどれくらい時間が経っただろう。

「ごめん、付き合わせて。
お腹空いたし、帰ろうかな」

夕方からここにいるし

さすがに、体も骨の髄から冷え込んだ。


十分弔いもした。

「…送る。」

チラリと私を見た明日翔はそういって立ち上がった。


「すぐそこだから、大丈夫。」

本当に、15分かからないのだ。

「……。」

「わかった、わかりました!」

鋭い瞳にひと睨みされて、私はこの男に意見が通じないことを悟ったのだった。