明日を翔ける〜天翔〜



「怖いよ。」

そういうと、明日翔の体が固まったのがすぐにわかった。


「でも…
何気に職員室送ってくれたし、お昼の時卵焼き褒めてくれたし、今だって何も聞かないでいてくれる。

パーカーも貸してくれたし。

結局優しすぎるのよ。

じゃなきゃ、なんにせよ大人数の大将なんてできないでしょう。」


「大将…いちいち古いんだよ。」

そういって安心したように肩を震わせる明日翔はきっと、私と違う意味で孤独なんだ。