明日を翔ける〜天翔〜



デジャヴかと思った。


「んなとこで何してる?」


少しの振動とともに、隣にどかりと座った明日翔。


昼間と違うのは、狭いベンチで隙間があまりないということ。


少し触れる腕が少しだけ暖かい。


「…明日翔こそなんでここにいるの?」

「俺のお気に入りの場所。」


「へぇ…。」


闇に溶けてなくなってしまいそうに思えた自分が、明日翔に触れたところから引き戻されてくような、そんな感じ。