明日を翔ける〜天翔〜




「もういいだろう?
……こっちこい。」


促されるまま明日翔につつまれると、胸はトクントクンと波打つ。


甘い香りに安心する。


「お前が殴られた時、どんな気がしたかわかるか。」


あぁ。


「1週間だぞ。
…このまま目がさめないかもしれないとも思った。」

私はこんなに明日翔を苦しませた。


それでも。


「私は後悔してないよ。

明日翔は天翔と私を守ってくれた。
私はそんな明日翔を守った。

そして今は一緒にいられてる。

…それで十分じゃん。」