明日を翔ける〜天翔〜



それから数日、一応安静を言い渡されている私は、学校を堂々とサボる不良たちとともに毎日溜まり場に来ていた。

そして、いつも通り雑誌に目を通すアスカに寄りかかりながらチョコレートを食べていたところだった。


「明日、走りだから。ゆかりも参加な。」


走り……?


「私運動嫌い…」


その言葉に、その場にいた4人全員がおかしそうに目を見合わせて笑った。


「走りとは、暴走のコトです。」

「…前はクリスマスにやったんだ。」

ふぅん。で。

「それに私も行くの?
私絶叫マシンダメなタイプだよ?」

少し顔を青くして言うと、アスカは珍しく声を立てて笑った。


「知ってる。…俺に掴まってろ。」


そんなアスカがカッコ良く見えて、胸がトクンと高鳴った。