明日を翔ける〜天翔〜



私はアスカの横に座ってくてん、と寄りかかりながらサンドイッチを頬張った。


「おいしー…病院食不味かったもん。」


野菜魚海藻嫌いにとっては辛い食事だったのだ。


「日頃から偏りすぎなんだよ。」


嫌がる私に無理矢理食べさせた男の名前は…あげる必要はないと思う。


「アスカだってブロッコリー嫌いなくせ……に。」

ぴしり、と空気が固まった気がした。

「あれ、違ったっけ。」


ははは、と笑いながらフォークでブロッコリーを突き刺すと、アスカの口元に近づけた。


「や、やめろ。」


「あ、やっぱりそうだよね。」


顔を引きつらせて嫌がるアスカにグイグイとブロッコリーを押し付ける。


「そんなに言うならお前が食えばいいだろ。」