明日を翔ける〜天翔〜



「なんつーこえ出してんだ…。」

呆れたような声音に、おそるおそる振り返った。


「あ、アスカ。」

まさに、私が一番会いたかった人物だ。


「会いたかった。」


そう言ってにっこり笑うと、アスカは顔を赤く染めて、だいぶ傷の消えた手で顔を覆った。


「なんだよ。…くそ。」


「どうしたの?あ、茶髪の人こんにちは。
銀髪君と、赤髪君も。」


会いに行こうと思ったらあいにきてくれた。


…今思うと、どこに会いに行くつもりだったのか。