明日を翔ける〜天翔〜




私の、せいーーーーー。

わかりきっていたはずなのに、この男にいわれると、何だか重い。

いつか感じた、腹の中を探られるような、そんな気持ち悪さに自然と眉をひそめた。


「僕は感謝してるんやで?
あんたのおかげで、天翔が殺れる。」


違う。

違う、違う、違うーーー。

私は信じなければならない。


天翔を、雪ちゃんを、七尾を、義経君を。


そして、明日翔を。


彼らが信じる、私を、私は信じてあげなければいけない。


「それで、私を乱したつもり?」

「………。」

「あなたは怖いだけだわ。
…自分が裏切られるのが。

信じる勇気も、自身もないから、傷つく前に人を傷つけるのよ。

…バカな人。」