「…朝から我慢してた。」 上から見下ろす男の色っぽさに、私の胸は一際大きな音を立てる。 「今日もいろんな野郎がゆかりのことを見ていた。」 「へ…?」 「俺の知らないゆかりをあいつが知ってて焦った。」 …二郎のことだろうか。 「そんな気もしらねぇで… 男を誘うから…」 「誘って…な……っっ」 明日翔に翻弄され、乱れた振袖と感じる幸せが、さらに私をおかしくさせる。 「誘うとしたら。 ーーーー明日翔だけだ。」 その言葉とともに、私は明日翔に身を任せたーーーー。