「あすかぁー、ふわふわする。」
大胆な気分に駆られて明日翔に抱きつくと、はぁ、というため息とともに明日翔は私を立ち上がらせた。
「…こいつつれてもう休む。
ほら、いくぞ。」
そういって歩き出した明日翔に、寄りかかるようにして腕を絡ませる。
…たまにはこういうのも悪くないよね?
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「あー、あれ。
今日は寝かせてもらえないやつだな。」
「ゆかりちゃんって、男わかってないよねぇ。
着付けの時だって、全く気にしてなかったしさぁ。
…彼女欲しくなるねぇ。」
何気無い雪のひとことに、義経は少しうつむいた。
「俺は、俺だけが、前に進めてねぇな。」
その言葉に、ほかの2人は黙ってお酒を煽ったのだった。


