明日を翔ける〜天翔〜



「疲れたぁーーっ。」


すっかりがらんとした部屋に戻ってソファに沈み込むと、身体中に血が巡るのがわかる。


いろいろな人と出会って話して笑って。


数か月前では全く想像できないような日常が、私の毎日を彩る。


「大丈夫か。」


いつでも隣にいる、この男によって。


「さぁ、落ち着いたとこで5人で祝いましょう!!」

雪ちゃんの号令に、私も今日だけとお酒の入ったグラスを持ち上げる。


「「「「「乾杯!」」」」」


父がみたら怒るかもしれない。

…それを母がなだめるのだ。