今のは、本音だった。
…天津真白が。
私を試していっているのか。
何か考えていってるのか。
はたまた無意識なのかーーー。
独特の雰囲気と余裕を持ったあの男が気味が悪い、と思った。
…これだけ男がいるんだ、合わない奴がいて当然だよね。
嫌味たらしい真白という男に興味をなくした私は、それじゃ、と真白に声をかけて甘いにおいで覆われた臨時キッチンを後にした。
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『うちから崩すのは難しそうやねぇ…、さすがは明日翔サン、えらい子つれてますわ。』
そういって長い舌で唇をなめた真白には、だれも気づかなかった。
『力づくしか、ないやろか。』


