「おおきに。 …急に姫つくりはったって聞いたもんやからどんな子やおもって見に来てみればーー。 べっぴんさんやね。」 そういってぜんざいをすする真白に乾いた笑みを返すと、切れ長の瞳が愉快そうに細まった。 「……なんも知らん子、姫さんにしといて大丈夫なんかなぁ。」 しばらくの間ののち、急に口を開いた真白に私は眉をひそめた。 「なにが言いたいんです?」 …めんどい。 意味深げなその言葉に、私はため息をついた。