明日を翔ける〜天翔〜




「気をつけろ、ゆかり。
そろそろ本格的にお前の存在が外に漏れ始める。

あまり楽観するな。
…天翔のようなチームばかりではない。」

ーー光さんは、本気だ。

神妙な顔つきでそう言う光さんに、私はコクリと頷いた。


ーーーーーー

「あけおめ!」

にこにこ雪ちゃんとハイテンションであらわれたのは、4人の男だった。


…なんだか、派手なんですけど!


ソファにどっかりと腰を下ろした彼らは、間髪入れずに自己紹介を始めた。


「白騎総長、皆川大樹。」

彼は白髪で女形のような顔をしていた。

「黒騎総長、大宮康志。」

肩甲骨あたりまで髪のある、…芸術的な人だ。

「日向総長、天津真白や。よろしゅう。」

京都弁でサラサラとした髪をもつ独特の雰囲気をもった男。


「海総長、田口雅哉。」

真っ青な髪が人目を引く、身長の小さな男。


なんとなく、いやもう彼らに限ったことじゃないんだけど


(個性的だなぁ)


「どーも、須玖ゆかりです。」


にこりと笑顔を貼り付けて、私はそういった。