明日を翔ける〜天翔〜




「光さんはおいくつなんですか?」


明日翔と光さんという通常なら凍え死ぬレベルの2人に挟まれて座る私だけど、今回ばかりは最も安心できるメンツだ。


「今21だ。3年の時にダブってな。
今は大学に通っている。」

そこそこの名門大学で、失礼ながら驚いてしまった。


「天翔はどうだ?…明日翔とはうまくやっているか?」


そういって優しい目をする光さんは、意外と世話焼きなのかもしれない。


「みんないい人です、うるさいですけど。
明日翔ですか?今んとこ順調ですヨ。」


当の明日翔は、目の前の初代タッグ相手にイライラしているようだった。


義経君と七尾は勇さんとゲームで盛り上がっている。

雪ちゃんは知らない間に消えていた。


「俺が明日翔を指名したんだ。
次の総長にってな。

宗一郎さんがあらわれて変わった、いなくなってさらに変わった。
今となってはチームをここまでデカくした。」


そういう光さんはきっと私と父の関係も知っているだろうな。