ここまで完璧に着飾ったのも、化粧をしたのも初めてだった。
だからなんとなく。
…気恥ずかしい。
「明日翔、どう?…わかったわかった、2人きりにしてあげるよ。
ただし、脱がせたら流石の俺も怒るからね?」
そういって楽しそうに部屋を出て行った雪ちゃんを見ることもしないで、明日翔はズンズンと私に歩みよる。
ぐいっと引っ張って私を立たせた明日翔は、そっと私を抱きしめた。
「起きたらいないから、焦ったろ。
……すごく似合ってる。」
耳元で聞こえる明日翔の声に、胸が震えた。
あなたのたった一言で、私はこんなにも乱されるーーーー。


