暫く盛り上がり続けた後、落ち着き始めた頃合いを見て私たちは上に上がった。
今日はみんな泊まるらしい。
明日は先代やらとの挨拶があるらしく、朝から忙しいのだと、雪ちゃんが言っていた。
「疲れたか?」
当たり前のように明日翔専用の部屋に連行された私に、明日翔はそう言うとごく自然に私を抱きしめる。
「少し。先お風呂いってもいい?」
一刻も早く眠りたい。
バイトに掃除、宴会と、少し疲れた。
お風呂からでて、明日翔を見送ると、私は広いベッドにダイブした。
本当は起きているつもりだったけど、あまりの眠さに意識を手放したのだったー。