明日を翔ける〜天翔〜





「初めてだった奴にそこまで求めねぇよ」


そういった明日翔は、シーツをしっかり巻きつけて私をだきなおした。



今は、こうされてろ。



耳元で囁かれた甘美な音に、私はコクリと頷いた。



「幸せ…」


いつでも私に忍び寄っていた孤独の影は、一切見当たらなくて。



小さく呟いた私に、明日翔は触れるだけのキスをした。