明日を翔ける〜天翔〜





ずるい男だ。


無理矢理泊まらせといて、結局選ばせる。


眠れるわけが無いのに。


悔しさのあまり寝てやろうかと思ったけれど、そう思えば思うほど目は冴えて、みたくもないテレビを右から左に受け流した。


シャワーの音が、消える。


そんなに間を開けずにバスルームからでてくる音が聞こえた。


心臓はあり得ないほど高鳴ってる。


ふわりとシャンプーの香りが香ると同時に、後ろから抱きしめられた。