「でも私、服も下着もなんも持ってない。」 「…洗濯すればいいだろう。」 「お風呂入って着るものがない。」 「………ゆかり。」 言い訳を続ける私に困ったような声を出した明日翔は、広いベッドの上に座り込む私をそっと押し倒した。 いつの間にか乱した髪が、ワックスのせいで細かい束になって顔にかかっていて影を作る。 その表情は切なげで、ひどく色っぽかった。