「…暴れるなよ。」 立てずに座り込む私にそういった明日翔は、するりと私の下に腕を差し込んだかと思うとふわりと浮かせた。 「不甲斐ないです…」 俗に言うお姫様抱っこというやつで。 興奮冷めやらぬ天翔の男達に囃し立てられながら溜まり場へ続く道を通ったのだった。 「あっれ、ゆかり大丈夫か?」 「三鷹くん…君と明日翔だけだよ純粋に心配してくれるのは。」 頬を紅潮させて私に声をかけてくれた三鷹くん。 やっぱり一番の友達は三鷹君だ。