明日を翔ける〜天翔〜




「…悪かった。」


「え、」


「お前が可愛いこと言うから…したくなった。」


腕で顔を隠しながら言う明日翔に、私は多分真っ赤で。


車の中が暗かったことに感謝した。


「次やったらほんとに怒る。」

「覚えておこう。」


そう言った明日翔に、私はいつものようにくてん、とよりかかる。


「…俺の存在忘れてるよね?」