「遅いよー主役の2人がいないんじゃ始められないじゃねぇか!」


遅くなった、と急ぎ足で連れられると、いつの間にか1階のフロアは豪華に飾り付けられてクリスマス仕様。


「義経が提案したんだよ、飾り付けもね。」

「イベントごとだけはマジになりやがる」


そういう雪ちゃんと七尾に、思わず声を立てて笑った。